Teacher

教員

岩本 紗由美
岩本 紗由美

自己紹介
・東洋大学ライフデザイン学部 教授
・博士(スポーツ科学)
・ISAKレベル3
・アスレティックトレーナー(JSPO)
・トレーニングインストラクター(JATI)

専門領域
スポーツ傷害の予防、アスリートのコンディショニング、
効果的なコンディショニングプログラムの作成、
動きづくりのトレーニングプログラムおよびトレーニング指導法、女性アスリートのコンディショニング

Teaching area
・アスレチックトレーニングとコンディショニング
・トレーニングプログラミング
・スポーツ傷害の予防
・トレーニング基礎実習

Biography
武庫川女子大学在学中から、ケガからの復帰をフィジカルトレーニングにてサポートするアスレティックトレーナーを目指した。
大学卒業後、トレーニング用品を扱う企業にて営業経験を積む傍ら、女性長距離チームのトレーナーとしても勤務。
その後、筑波大学の修士課程(生理学)にて、アイシングの影響を神経生理学的に研究。
修士課程修了後はテニス、野球、ゴルフや競輪などプロアスリートのコンディショニングコーチとしてプロ契約をして活動。
実業団の男女バスケットボールチーム、バレーボールチーム、長距離チーム、ジュニアラグビーチーム、テニスチームにコンディショニングディレクターとしてかかわった経験も長い。
2006年から東洋大学ライフデザイン学部に着任し、2011年に早稲田大学でスポーツ科学(スポーツ傷害予防)の博士号を取得。
2012年からニュージーランのオークランド工科大学の研究員として、ラグビー関係の研究を継続中。
2014年からは女性アスリートのコンディショニング研究プロジェクトも進行中。

指導歴

1990年〜1995年 実業団女子陸上部                コンディショニングコーチ

1990年〜1997年 実業団女子テニス部               コンディショニングコーチ
1993年〜1993年 ユニバーシアード女子バスケットボール日本代表   チームアスレティックトレーナー
1996年〜2001年 男性プロテニス選手(3名)              コンディショニングディレクター
1997年〜2000年 ジュニアテニス(3名)               コンディショニングディレクター
1998年〜2000年 実業団男子バスケットボール部           コンディショニングディレクター
1999年〜2009年 プロ野球選手(2名)                コンディショニングディレクター
2001年〜2003年 実業団男子バレーボール部             アスレティックディレクター
2001年〜2002年 高校ラグビー部                  アスレティックトレーナー(スーパーバイザー)
2002年〜2004年 実業団女子陸上部                 コンディショニングディレクター
2002年〜2003年 女性プロゴルフ選手                コンディショニングコーチ
2002年〜2002年 男子競輪選手(2名)                コンディショニングディレクター
2003年〜2004年 実業団女子バレーボール部             コンディショニングディレクター
2017年〜2020年 女性プロバレエダンサー              コンディショニングコーチ
2018年〜2018年 女性プロ総合格闘技選手              コンディショニングコーチ
2021年〜現在に至る 男性プロ騎手(2名)               コンディショニングコーチ

研究業績
・平田 昂大, 中島 徹哉, 岩本 紗由美, 小熊 祐子, 神武 直彦,
 大学ラグビー選手のスターターとノンスターターにおける身体的特徴の比較,
 体力科学, 2022, 71 巻, 6 号, p. 523-530, (2022)

・Understanding anthropometry, metabolism and menstrual status of Japanese college female long-distance runners
 Sayumi Iwamoto, Kiyoko Sugita, Kazuko Ishikawa-Takata, Masaharu Kagawa, Masako Ota, Teturo Suzuki, Patria Anne Hume
 International Journal of Kinanthropometry 1(1) 10-17 (2021)

・日本人大学ラグビー選手における公式戦メンバーと非公式戦メンバーの体格・身体組成の比較
 中島 徹哉, 香川 雅春, 髙田 和子, 太田 千尋, 星野 佑貴, 岩本 紗由美
 Football Science 18 (2021)

・エリー トラグビーチームにおける プレシーズン期の体格コントロール法 ―皮下脂肪厚計測とLeanness ratio score活 用に関する資料 ―
 岩本紗由美, 中島 徹哉, 大田 千尋, 杉田記代子, 高田 和子
 Journal of Training Science for Exercise and Sport 32(4) 265-272 (2021)

・コンディショニングにおけるモニタリング指標としての皮下脂肪厚計測活用事例の報告
 岩本 紗由美, 髙田 和子, 太田 千尋, 二神 幹, 平松 航, Patria Hume, 香川 雅春
 日本アスレティックトレーニング学会誌 5(1) 53-61 (2019)

・テニスの肩・肘傷害
 岩本 紗由美
 日本アスレティックトレーニング学会誌 4(2) (2019)

・女性アスリートへの長期コンディショニングサポートからみえてくるもの 実践報告‐貧血問題に着目して ‐
 岩本 紗由美, 太田 昌子, 大上 安奈, 大熊 廣一, 窪田 佳寛, 寺田 信幸, 川口 英夫, 鈴木 哲郎, 杉田 記代子
 Journal of High Performance Sport 4 3-11 (2019)

・日本人大学ラグビープレーヤーの身体計測データとソマトタイプーフォワードプレーヤー、バックスプレーヤーのポジション特性ー
 岩本紗由美, 高田和子, 太田千尋, Patria Hume, Dave Shaw, Stephen Kara, 香川雅春
 Journal of Training Science for Exercise and Sport 29(2) 143-152 (2017)

・公認アスレティックトレーナー資格取得を目指す学生の運動背景,現場実習と将来への希望からみえてくるもの
 岩本 紗由美, 二神 幹
 日本アスレティックトレーニング学会誌 4(1) (2017)

・大学テニス選手における前十字靭帯損傷保存療法によるゲーム復帰までの症例報告
 岩本紗由美, 金森章浩
 テニスの科学 25 103-119 (2017)

・「身体知」の観点から捉えるアスレティックリハビリテーションの事例報告-投球動作のための「動きづくりトレーニング」の成功例-
 岩本紗由美, 二神幹
 ライフデザイン学研究 12(12) 139-154 (2016)

・Pelvic Rotation and Lower Extremity Motion with Two Different Front Foot Directions in the Tennis Backhand Groundstroke
 Sayumi Iwamoto, Toru Fukubayashi, Patria Hume
 JOURNAL OF SPORTS SCIENCE AND MEDICINE 12(2) 339-345 (2013)